Snapchatの事例:AR広告により得られた広告効果とは?

2020年、日本国内においてはInstagramのARエフェクト(ARフィルター)を使ったキャンペーンの事例が多くなっていますが、アメリカにおいてはInstagramはもちろん、SnapchatでのARエフェクトを使ったキャンペーンの事例も多くなっています。

SnapchatのARエフェクトを制作し、効果を測定するためのKPIには、どのようなものがあるかの一例を紹介していきたいと思います。

今回は、Snapchatの2020年2QのIR資料にARを活用した広告の事例がいくつか示されていたため、それを利用して紹介していきます。

Gucci(グッチ)のARの効果事例

GucciではSnapchatのアプリから自分の足にカメラを向けると、Gucchのスニーカーを試着体験のビジュアルが現れるAR広告を利用しています。
このAR広告の効果としては、46日間のキャンペーン期間で試着体験のプレイタイムは平均で24秒、リーチは1,800万人が利用しました。

ClearlyのARの効果事例

Clearlyはメガネの小売業者です。試着体験のプレイタイムは平均で33秒、シェア率は約6%です。
広告効果としてはフルファネルでの効果があったとして、ブランド認知度は7ポイント、ブランド理解は5ポイント、購入意向は3.3%の上昇が見られました。

編集部・まとめ

今回、紹介した2つのブランドの数値での広告効果から広告のKPI指標としてリーチ、プレイタイム、シェア率などをSnapchatのプラットフォームのダッシュボードから測定することができるため、こちらから広告の評価ができます。
また調査会社を利用することで、ブランドの認知度、理解、購入意向まで評価をすることができます。

SnapchatのARを利用したブランドの事例は多くあり、自動車のJaguar(ジャガー)、飲料のバカルディやコカ・コーラ、ネスレ、食品のドミノ・ピザ、映画などがあります。

※参考:Snap | October 2020 Investor Presentation

    Inspiration | Snapchat for Business

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