カネボウ化粧品は2020年12月1日より、「KATE」の特設サイト上にて、数量限定で新たに発売される「東京ヲトギバナシ」コレクションのバーチャルメイクをウェブ上で体験できるようになりました。
バーチャルメイクの色味や濃さ、顔に乗る位置などはすべて「KATE」によって調整されるため、お客様は店頭で購入するだけという、バーチャルシミュレーションになっています。
当バーチャルシミュレーションは、台湾（本社）、日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インドに拠点があり、ARビューティアプリ「YouCam メイク」を筆頭など8億ダウンロードを超えるトラクションのあるパーフェクト株式会社による、toB向けのエンタープライズサービスにより作られています。
使い方は上のバーチャルテスター特設サイトから、10個の商品のアイコンから1つを選択するとインカメラが起動するようになる。カメラへのアクセスを許可すると、自分の顔が映るため試したい商品を切り替えることでバーチャルメイクを体験することができます。
まとめ
アプリになるとインストールをしてから試すことができるため心理的なハードルが高くなりますが、ウェブサイトでARが非常にスムーズに切り替わる点はUI/UX上、優れていると思います。
すでに一部のブランドでは実装されている通り、将来的にはバーチャルメイクを試してスムーズな導線でオンラインで購入できることが一般的になるでしょう。
また化粧品(コスメ)のブランドではARを活用する取り組みが増えており、資生堂の「オンラインお試しメイク」や「ZOOMで最新メイクを楽しめるARフィルター」などがあります。資生堂の「オンラインお試しメイク」でも今回のカネボウと同様に「YouCam メイク」などを提供するパーフェクト株式会社のサービスが使われており、化粧品ブランドでの利用が増えているようです。
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