花王が「鬼滅の刃」とコラボでARフィルターを活用。ARを体験したユーザーの反響は?

2020年11月2日、花王株式会社は、TVアニメ「鬼滅の刃」をイメージキャラクターとして起用し、『花王 年末そうじ』キャンペーンを開始しました。

当キャンペーンではスマートフォンからウェブの特設サイトにアクセスし、ARフィルターを起動。カメラに花王の対象商品をかざすと、写真上に「鬼滅の刃」のキャラクターが登場するAR体験ができるというものです。

※対象商品:クイックル、クイックル Joan、マイペット、マジックリン、ハイター(*衣料用漂白剤を除く)ブランドの全商品

SNSでの反響

花王 マジックリン(お掃除全般)のTwitterアカウントから投稿された動画ツイートは、約3,000回のリツイート、1万いいね、動画の再生数は約21万回となっています。(2020年11月6日11時の時点)

https://twitter.com/magiclean_jp/status/1323112831345139722

SNS投稿によるインセンティブは設けられていないものの、ARを体験した一般ユーザーの方はSNSへ続々と投稿されているのが確認できています。「かわいい」「楽しい」といったコメントと合わせてに花王の商品と投稿されています。

https://twitter.com/777_nameco_rin/status/1324248710495154178
https://twitter.com/ozatch_osaka/status/1323564046163931136

キャンペーンでの売上の効果は?

2020年12月11日に花王が発表したリリースによると本キャンペーンにより主要おそうじ用品の販売金額は、前年1.2倍と大きく伸長しました。特に、流通店頭に設置しているPOP販促物で、「鬼滅の刃」人気キャラクターが訴求している商品を中心に市場を牽引しました。

※ インテージSRI調べ(2020年11月2日~11月29日)
 ・トイレ用シート+ミニワイパー:前年1.6倍の伸長
 ・ふきそうじ洗剤:前年1.7倍の伸長

また「ウイルス除去※そうじ」を紹介するWeb特設サイトは、キャンペーン開始から1か月で136万PVを突破したとのことです。

子どもたちが楽しみながらおうちの様々な場所を掃除している様子をTwitterやInstagramなどのSNSにアップされているのを確認できています。

編集部 まとめ

鬼滅の刃は劇場版アニメの映画は観客動員数、興行収入が絶好調ですが、映画の公開に合わせたコラボキャンペーンがいくつかの他業種のメーカーでも行われています。

花王のキャンペーンではARが使われていることだけではなく、「年末そうじ任務」へのチャレンジやトイレやお風呂などのおそうじ任務をTwitterで報告すると、限定オリジナルポチ袋をダウンロードできるなど、ゲーム性があり家族で楽しめる仕掛けがあります。

年末の大掃除は「鬼滅の刃」のキャラクターと一緒に楽しみながら自宅をピカピカに掃除をしようと思います。

リアルでのイベントや店頭でのセールスプロモーションをしにくくなった現在、自宅でのエンタメとしてARを活用されるケースが多くなってきました。webARやARフィルターなど、様々な仕掛けができますので、検討されてはいかがでしょうか?

・参考:年末そうじキャンペーン Web特設サイト
全集中!いざ、年末そうじでウイルス除去 「鬼滅の刃」とコラボ『花王 年末そうじ』キャンペーン開始。Web特設サイトは本日11月2日(月)より公開。

12月13日は大そうじの起源「煤払いの日」 「鬼滅の刃」とコラボ『花王 年末そうじ』キャンペーンが好調! 全集中!いざ年末そうじで家族の絆を深めよう!

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