印刷会社の共同印刷は、OMOソリューションとして最新のデジタル技術を活用した「MY SHOPPING CONCIERGE(マイ・ショッピング・コンシェルジュ)」があります。

デジタルとリアルの接点から得たデータを一元的に管理し、楽しく便利に買い物できる店舗空間を提供するとして、店頭のサイネージやユーザーのスマートフォンへ様々なコンテンツの配信を行っています。
例えば、店舗へ来店したユーザーは自身のスマートフォンからサイネージへとログインし、気になった商品をスマートフォンへ転送、スマートフォンから購入するといった体験を行うことができます。

気になる方は、こちらの動画も見るとイメージできると思います。
今回、注目しているのはウェブベースでのVRコマースです。
コロナの感染症の問題で、店頭での営業活動に不安を持っている企業は多くあり、バーチャルでの店舗運営を行いたいと思っているところは多いと思われます。
バーチャルといえば、VRゴーグルで体験させたいところですが、現在ではVRゴーグルを持っている人はゲーム好きの一部のユーザーに限定されています。
そのためVRの場合は多くのユーザーがすでに持っているスマートフォンで体験してもらう必要があります。
現在のテクノロジーで最適なVRでのコマース体験は何なのか?は、これから問われていくと思います。
共同印刷が「MarkeZine Day 2020 Spring」にて紹介したVRコマースが、VRゴーグルからでも、スマートフォンからでも体験が可能なソリューションです。
ブラウザから開けるため、瞬時にアクセスが可能でブラウザにも関わらず解像度が高く、サクサク動きます。
スマートフォンのウェブで街歩きができ、VR空間上にOOHのような動画広告が流れたり、ブランド単位ではショーウィンドウがあり、気になる商品はクリックするとカートに入れて購入することができる流れのようです。
実際に体験した様子は、下のTwitterの動画に投稿しています。
デモページから確認することができます。
とても良いユーザー体験だと思いますので、今後のVRコマースの各社の展開にも注目していきたいと思います。
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