Amazon(アマゾン)は新たな拡張現実(AR)のテクノロジーを活用して、コマースの体験を拡張しようとしています。

今回、Amazonが新たにRoom Decoratorを導入することになりました。
Room Decoratorは、購入を検討している家具や装飾品を「部屋の中に置いて見る」ことができるというもので、複数の商品を同時に見られるだけでなく、部屋のARスナップショットを撮って保存しておくことで、家にいないときにもこの機能を使うことができるようになりました。
Room Decoratorの新機能は、販売業者がAmazonのサイトで販売している数千点の家具で利用できるというもので、利用するには対象となる家具の1つを選び、View in Your Room」ボタンをクリックする。このボタンはiOSアプリとデスクトップウェブブラウザ上で、利用可能な家具の下に表示されます。
レコメンドの機能も追加され、レコメンドされた商品を同じ部屋に追加したりすることができるようになります。
ARで閲覧すると、高解像度で表示をされるため、実際の自宅にARで置いた際に
ギャップが少ない点で、ユーザー満足度の向上を図っていると思われます。
Room Decoratorの機能は、アメリカでインストールされているAmazonの iOSアプリの50%ほどで8月25日から利用できるようになり、数週間以内に米国のiOSアプリ利用者全員が利用できるようになるとしています。
まとめ
家具は部屋に設置をする際にサイズ感をイメージするのが難しく、様々な課題があるためにARとは非常に相性が良く、AmazonやShopifyなどでは以前からAR閲覧の機能が実装されていました。
今回のAmazonの新機能は、家にいなくても複数の家具を設置できるというさらに進化したものとなりました。
日本でも体験できるようなるのを楽しみにしています。
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